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コラム

COLUMN

WEBマーケのプロから教えてもらった本質的手法

2014年3月17日

先日、WEBマーケティングの会社の代表をやっていた人にお会いしました。
現在は独立してWEBマーケに留まらず、各種媒体を使った企業の営業支援コンサルをされているそうです。

私の場合、不思議とよく起きることなのですが、真剣に取り組もうと決意した事項があると、その事項の助けになってくれる人がひょんな形で現れます。
思い返してみると、損得勘定抜きで貢献したくなる人物との出会いがいつも事前にあって、その人物が全く意図せずに私にとって必要な人を引き合わせてくれます。

今年は担当スタッフに任せきりにせず、WEBマーケに主体的に取り組もうと年始に決め、アクションプランを立てたうえで、常に意識の中心近くに置いておりましたところ、ある人の誘いで参加した勉強会で思わぬご縁を頂戴しました。全く有難いことです。

いくつか、すぐ取り組めそうな”WEBで角度の高い見込み先を発掘する手法”を教えてもらうことができたので、その一部をご紹介します。

「今週のご相談」というコーナーを自社のホームページ上に設置し、最近のトレンドに合った相談事例とその回答文書を継続的に掲載していくというものです。

これだけ聞くと、あまり斬新さを感じない人が多いかもしれません。
逆に少しWEBマーケに取り組んだ人にとってみると、とても価値ある情報として聞き取れます。
同コーナーにアクセスしてきた人に「安心して相談していいんだ」と思ってもらい、近くに、「ご相談はお気軽に」というバナーを用意して、実際の相談事項を書き込んで送信してもらうわけです。
相談してこられた人は自社にとって角度の高い見込み先になる、という仕組みづくりです。
奇抜なテクニックではなく、実績に裏付けられた本質的な手法。

「相談される」=「ビジネスになる」の方程式が成り立ちやすい会計事務所にとっては、特に取り組んでみる価値の高い具体的手法だと感じました。

この記事の監修

若山茂樹

若山茂樹

株式会社名南経営ソリューションズ取締役
カスタマーサクセスグループ・ゼネラルマネージャー

1992年に新卒で名南経営に入社し、会計事務所の担当者を経験しました。
20代前半の新人でも、お客様はお金の事や制度手続きの事などで意見を求めてきますので、会計事務所の役割の重さを感じると伴に、学びと経験の大切さを痛感しました。
会計事務所の活躍が日本の中小企業に成長と発展をもたらします。
会計事務所の活躍を支援したい。それが我々のミッションです。