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コラム

COLUMN

スタッフの採用募集で苦労している会計事務所にとっての打開策?

2014年7月30日

実務経験のある女性の税理士や会計士を在宅パートで雇って上手くいっている税理士事務所にお会いしました。あまり納期のきつくない仕事を渡し、自己申告制による時間給で給料を支払っているそうです。月次の仕訳入力はもちろん、決算整理仕訳や内訳書、概況書等の作成まで、精度の高い業務をこなしてくれるので大変助かっているとの話でした。

出産を機に家庭に入ったが、せっかく取得した資格や経験は、いずれはまた活かして働きたいので、あまりブランクを作りたくない。とはいえ、まだ子供が小さく、毎日、朝から夕方まで出勤はできないので、家で手の空いた時間だけで仕事がしたい・・・・。こんな働き手のニーズが読み取れます。

所長先生はまだ30歳台。開業して、まだ2年目。人一倍の営業努力と、おそらく景況感のよさも手伝って、すでに年2000万円を超える売上を確保されています。
彼の場合は奥様も税理士であり、奥様の紹介で2人の女性会計人と出会い、試しに在宅で雇うことになったそうですが、考えてみれば、こんなニーズを持つ女性会計人はあちこちにいるように思いますが、どうでしょうか?

毎日、多くの会計事務所を訪問させていただいて最近特に目立つのは採用募集で苦労されている事務所の多いこと。働き手のニーズを再考し、アプローチ対象や媒体を見直す上で、上記の事例を参考にして頂ければと思います。

因みにこんな採用サイトで試してみるのも一つかと。主婦ジョブ http://www.shufu-job.jp/
成功報酬型なので、試してみる価値はありそう。

この記事の監修

若山茂樹

若山茂樹

株式会社名南経営ソリューションズ取締役
カスタマーサクセスグループ・ゼネラルマネージャー

1992年に新卒で名南経営に入社し、会計事務所の担当者を経験しました。
20代前半の新人でも、お客様はお金の事や制度手続きの事などで意見を求めてきますので、会計事務所の役割の重さを感じると伴に、学びと経験の大切さを痛感しました。
会計事務所の活躍が日本の中小企業に成長と発展をもたらします。
会計事務所の活躍を支援したい。それが我々のミッションです。