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コラム

COLUMN

小規模税理士事務所の未来とヒント

2014年8月30日

NZ会という若手税理士の勉強会があります。

老舗事務所の番頭を10年以上も勤め、自身が確立してきた実務ノウハウを、手弁当で若手税理士に伝授していこうと、5年ほど前に某税理士がはじめた勉強会です。
発足構想を固めておられた時期に、偶然久しぶりにお会いする機会があり、そのお考えに心打たれ、これをお手伝いせずにはいられないと思い、私も微力ながら発足当時からご支援させていただいております。

つい先日、その主宰である某税理士先生から電話がありました。
来月行う総会で「小規模税理士事務所の未来」をテーマに講演をしてもらえないか?という打診でした。

尊敬する氏からの依頼であり、二つ返事で了承いたしました。

僭越ながら、多くの税理士先生とお会いさせていただいている中で感じている業界の未来像と、若手税理士先生にとって少しでもヒントとなりそうな話をさせていただこうと思っております。

現在、講演の骨子を模索しております。


1.ターゲッティングが益々重要となる
2.強みを強化するがゆえ同業ネットワーク体制がカギを握る
  特に、ビジネスを創れる人と業務を回せる人との役割分担、共生
3.表現力・見せ方が勝敗を左右する
  特に個人を対象とする相続の分野
4.企業に爆発的に浸透していくクラウドサービスは注視すべき
5.法制度の変更、行政施策の動きにいち早く動く
  外形標準課税の意味すること
6.情報発信力は大きな差を生む
7.タイムマネジメントと予実管理に如何に厳しくなれるか


20日ほど後の開催ですが、上記をベースに内容を固め、オファーをくれた主宰者の意図を満たす精一杯の講演を行いたいと思っております。

この記事の監修

若山茂樹

若山茂樹

株式会社名南経営ソリューションズ取締役
カスタマーサクセスグループ・ゼネラルマネージャー

1992年に新卒で名南経営に入社し、会計事務所の担当者を経験しました。
20代前半の新人でも、お客様はお金の事や制度手続きの事などで意見を求めてきますので、会計事務所の役割の重さを感じると伴に、学びと経験の大切さを痛感しました。
会計事務所の活躍が日本の中小企業に成長と発展をもたらします。
会計事務所の活躍を支援したい。それが我々のミッションです。