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会計事務所の報告書文化/新人が3倍の早さで成長する秘訣

事例5は新人が3倍の早さで成長する秘訣についてです。 

新たに社員が入社した際、貴事務所ではどのような教育を行うでしょうか? 
名南経営では、報告書が人財育成のための重要なツールとなっています。


新入社員は入社後に基礎研修(知識面)を受けた後、先輩社員と同行することになります。
この際、先輩社員は新入社員に対し、“あること”を欠かさず行ってくるように指示します。

それは同行訪問する顧問先の過去の報告書を読んでくることです。
顧問先へ向かう車内では、このような会話が交わされます。


先輩社員 
「佐藤くん、これから訪問するS社の過去報告書は一通り読んできた?」

新入社員
「はい。鈴木社長はずいぶん社員さんを大事にされているようですね。役員報酬を据え置き、頑張った社員へ配分した、と報告書で読みました。」 

先輩社員
「そう。鈴木社長は“組織力を強固にする”という視点で経営されていることを理解した上でサポートする必要があるんだ。」


上記のような会話を交わしながら、顧問先のことを理解したうえで面談に同席して先輩社員が現場でどのような対応をしているかを学んできます。

そして帰社後、“あること”が課せられます。


それは訪問した顧問先の報告書を書くことです。

先輩社員は新入社員が書いた報告書を読み、本来報告書に残されているべき情報が残されているかを確認します。
大事なことが抜けていた場合、すぐにそれを指摘して書かせます。

こうして、「会計担当者として持っておくべき大事な視点」を養う訓練をしています。   

【今回のポイント】

・面談前に新人は過去の報告書を読み、顧問先について理解を深めること

・面談後、新人が報告書を書き、記載に不足がないか先輩がフォローしていること

事例4と同じく、業務報告書は事例の宝庫です。
顧問先とのコミュニケーションについては“教科書”がありません。
そのため、先輩の報告書が新人あるいは未経験者にとって一番の教科書となるのです。
また見聞きしたことを書いてもらうことで、認識があやふやなところが一目瞭然となり、フォローもしやすくなります。 


弊社サービス「MyKomon」の業務報告書には“コメント”機能があります。
新人が書いた報告書に所長先生や先輩、同僚が自由にコメントを付けてコミュニケーションが取れます。

興味・関心のある方は「こちら」からどうぞ!