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コラム

COLUMN

「採用定着士」を活用し採用募集に成功している会計事務所

2022年11月10日

多くの会計事務所が「人材の採用と定着化」に課題を感じている

「カスタマーサクセス」という取り組みを行っています。これは、MyKomonを通じてお取引のある会計事務所の経営者にお会いして、課題やテーマをお聞きし、今後のフォロー活動を能動的なより価値のあるものにするための活動です。
会計事務所経営者に課題やテーマをお聞きすると、「人材の採用と定着化」を挙げる方が今は圧倒的に多いです。
今回、採用募集をかけたが応募者が少なかったという課題を持っていたが、採用定着士を活用したことで一気に応募が増えたという事例が獲得できましたので、情報としてお知らせいたします。

採用定着士とは?

採用定着士?そんな専門家がいるのを知っていましたか?

採用定着士とは、「今よりお金をかけずに定着する人材を採用し、社員の定着や活躍を支援する」というコンセプトの下、中小企業・小規模事業者の採用や定着に関する課題を解決する専門家なのだそうです。

★参考URL
https://www.ar-sa.jp/

なぜ求職者の応募が増えたのか?

某会計事務所では、採用定着士に初期費用20万円+月額5万円×3カ月=計35万円のコンサル報酬を払い、無料の求人サイトを使って、約7カ月で計200人もの求職者の応募を獲得し、2人の採用に成功したそうです。
では、なぜ応募が増えたのか?
採用定着士が専門家として、採用する側でなく、採用される側(求職者)の目線で求人広告(応募文書)を作成してくれたからなのだそうです。会計事務所の経営者やスタッフからヒアリングを行って、求職者の目線で訴求点を拾い出すことにより、訴求ポイントのズレが無くなり求職者にとって魅力のある求人広告になるということのようです。


35万円で200人応募の2人採用なら、コスパ抜群ですね。
採用定着士の仕事にとても興味が沸きました。
上記の事例は、「採用」のほうだけですが「定着」のほうも気になり、どのようなコンサルをされるのか、一度お会いして来ようと思っています。

この記事の監修

若山茂樹

若山茂樹

株式会社名南経営ソリューションズ取締役
カスタマーサクセスグループ・ゼネラルマネージャー

1992年に新卒で名南経営に入社し、会計事務所の担当者を経験しました。
20代前半の新人でも、お客様はお金の事や制度手続きの事などで意見を求めてきますので、会計事務所の役割の重さを感じると伴に、学びと経験の大切さを痛感しました。
会計事務所の活躍が日本の中小企業に成長と発展をもたらします。
会計事務所の活躍を支援したい。それが我々のミッションです。